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あぁ、いらっしゃい。 |
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どうもご無礼しております。
今日は、当社のニューフェイスを連れてまいりました。 |
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栗栖と申します。よろしくお願いいたします。 |
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はい、はい。新入社員の方ですね。 |
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はい、とにかく顔だけでも覚えていただこうと思いまして。 |
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まあ、とにかく上がってください。一目見たら分かりますよ。
スーツが身体にまだ馴染んでいないって叫んでる感じですから。 |
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おっしゃる通りです。私にもそんな時期ありました。 |
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社長さんにもそんな時期ありましたっけ。 |
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もちろんですよ。とにかく失礼して上がらせていただきます。 |
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ところで、来られたばかりで恐縮ですが。
実は、うちの借地人の方で、一人、底地を譲ってくれないかと言う方が出て来ましてね。 |
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そうなんですか。借地人の方の多くは世代交代の時期に入っていますから、いろいろ将来のことを考えてのことなんでしょうけど。 |
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社長さんには前から今後の借地の扱いについて相談に乗ってもらってる訳ですけど。 なかなか方向性を出すまでには至らなかったですけどね。そろそろ考えをまとめていかないといけないかと本気で考えるようになったんですよ。 |
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そうですね、いいきっかけかも知れませんですね。 |
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確かに整理していかないといけないことは多いですけど、私の代にやっておかないと。 息子は外国に行っていつ帰れるか分からないし、娘たちに借地のお守りは負担が大きすぎるし。栗栖さんでしたよね、地主ってのも結構大変なんですよ、呑気そうに見えてね。 |
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はい、いやいえ、呑気そうなんて、そんな。 |
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とにかく、一度私の方で改めてお預りしている資料を整理した上で、もう一度ゆっくりお伺いいたします。 |
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